魔法少女まどか☆マギカ
感想
いつかは見たいと思っていた本作品。ちょっと時間ができたので週末に一気に見ました。
できれば『魔法少女育成計画』を見る前に見ておきたかったなぁ、というのが主に前半の感想かな。
なんというか、主人公のメソメソ感がね、かなり似てるんだよね。あとダークなところとかもね。でも順番としてはこちらが先だからやっぱ先に見ておきたかったなぁ、と。
さやかはなんか可哀想だったなぁ。あのバイオリン野郎、ちょっと許せん。でも最後にさやかが消えた瞬間はそのことを感じたみたいね。さやかが最後笑って消えていけたのがせめてもの救いかな。
杏子は登場直後との落差がすごかったなぁ。最初はさやかと衝突、というか殺し合いまでしてたのにさやかのために身体張りまくってたね。最後にさやかが消えた時も「やっと友達になれたのに」って言ってたし、やっぱいい子だよね。あと自分が魔法少女と引き換えに叶えた願いが家庭崩壊を引き起こしたこととか悲しい過去もあったり。でも最後魔法少女仲間、マミさん、ほむらと行動を共にしてたし幸せになってほしい。
まあ正直、第9話まではそこまでハマる要素はなかったと思う。この先どうなるんだろう。ほむら、いい加減隠し事してねえで説明しろや、くらい思ってた。
それが第10話でほむらの過去が明かされて一気に見方が変わった。これ主人公、まどかじゃなくてほむらじゃねえの? って思うくらい見方が変わったなぁ。
そして最終話に向けて、まどかが最強の魔法少女、そして最強の魔女たらしめたのが、実はほむらの時間遡行の繰り返しによるものだと判明した時は久々にゾッとした。
宇宙を1つ作り変えてしまうほどの強大な潜在能力をまどかが持ったということは、逆に考えればほむらはそれほど何度も何度も途方もないほど、同じ時間をやり直していたことになる。普通なら発狂するレベルだろ。
その結果、まどかがよく分からん概念と化して、ほむらが魔獣?と戦い続ける新しい世界ができたわけだが、実はワルプルギスの夜を超える唯一の解がこれ、つまり、ほむらが途方もない時間遡行を繰り返すことでまどかに力を与え、その力で新しい宇宙を創造する、ということだったのかなと思った。
一つの宇宙を作り上げるほどの希望を引き換えに一つの宇宙を終わらせるほどの絶望を受け止めることになったまどか。これによってまどかという存在は消え去り、一つ上の領域にシフトして概念に成り果て、すべての人の記憶からも抹消されてしまった。
ただ、ほむらだけは記憶を留めていたのが救いだ。
しかし、これ劇場版が何作品かあるらしいが、まどかがこんなじゃ話続かないじゃん。。。それにさやかも消滅してるし。もしかして劇場版は過去の話? 早速見ますかね。
データ
タイトル | 魔法少女まどか☆マギカ |
話数 | 全12話 |
リンク | 公式サイト Wikipedia @madoka_magica |
原作 | Magica Quartet |
監督 | 新房昭之 |
シリーズディレクター | 宮本幸裕 |
脚本 | 虚淵玄 |
アニメーション制作 | シャフト |
キャスト | 鹿目まどか 悠木碧 暁美ほむら 斎藤千和 美樹さやか 喜多村英梨 巴マミ 水橋かおり 佐倉杏子 野中藍 キュゥべえ 加藤英美里 |
オープニング | コネクト 歌:ClariS Amazon |
エンディング | Magia 歌:Kalafina Amazon |
公式ツイッター
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